筑波大学附属病院水戸地域医療教育センター 水戸協同病院 グローバルヘルスセンター 感染症科 教授 矢野 晴美先生
ご略歴1993年岡山大学卒業、卒業後、沖縄米海軍病院、岡山赤十字病院を経て、渡米し、 ニューヨーク(Beth Israel Medical Center)、 ヒューストン(University of Texas at Houston)で内科および感染症科の専門トレーニング終了。 その後、イリノイ州 スプリングフィールド(Southern Illinois University School of Medicine) にて感染症科のアシスタントプロフェッサーを勤める。 2005年に帰国後、自治医科大学に赴任し、感染制御部・助教授を経て、 2006年に臨床感染症センター・感染症科・准教授となる。 2014年筑波大学附属病院 水戸地域医療教育センター 水戸協同病院 グローバルヘルスセンター 感染症科 教授へ就任し、現在に至る
主な著書・出演 ・2014年7月号ドクターズマガジン 「時代を支える女性医師」登場 ・2014年4月 NHK「総合診療医ドクターG 」に出演 ・著 書 「絶対わかる 抗菌薬はじめの一歩」(羊士社) ◆◇矢野先生からの一言◇◆今回のアカデミーは、感染症診療の基本を学びたい学生、研修医、すべての診療科の医師に、そのエッセンスをお届けします。「感染症のはじめの一歩」を楽しく学んでいただく予定です。診療場面を外来、病棟、内科系、外科系に分けて、いろいろな感染症へのマネージメントを、いろいろな教育フォーマットで体験しながら学ぶアクティブ・ラーニング(自主学習)の機会を準備しております。 講師に岡先生をお迎えし、インターアクティブ・レクチャ、ライブの模擬患者の医療面接を用いたセッション、スモール・グループディスカッションなど、世界最新の教育理論に基づいたセッションをご用意しております。指導医の先生の指導法のお役にも立てるのではと自負しております。さらに、臨床現場で学ぶ機会の少ない感染対策の基本を、実技セッションで学びます。 感染症は、春先の麻疹・風疹、夏のデング熱、昨年夏から秋のエボラ出血熱、冬は季節性インフルエンザ、ノロウイルスなど、医療現場で、どの診療科でも常に対応を迫られる領域です。現在、日本で最も重要な疾患である結核、ワクチンで防ぐことができる疾患、例:破傷風(罹患者が年間100例程度報告されている現状)など国内で重要な感染症にも意識を向けていただけるきっかけになれば、との思いもあります。 "明日からの診療が五つ味(笑:旧姓が五味のため)変わる"セミナーへ 皆様のご参加を、心からお待ちしております!