" Dr. 志賀監修 白熱!救急ハンズオン~1日で身に付く基本3手技~開催報告

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2018年12月2日(日)東京・水道橋にて、「Dr.志賀監修 白熱!救急ハンズオン~1日で身に付く基本3手技~」を開催しました。
大好評だった前回シリーズ(2017年4月開催)から、今必要な手技を「腰椎穿刺」「超音波」「中心静脈」の3つに厳選し、じっくり手技を経験いただけるよう実技の時間を延長。また、監修の志賀隆先生(国際医療福祉大学三田病院)によるケースカンファレンスを新たに加えて実施しました。

各セッションは、手技のポイントなどのレクチャーの後、受講者の実演という55分構成。各グループ6名に分かれて、3手技(腰椎穿刺、超音波、中心静脈)とケースカンファレンスの4セッションをローテートしました。
当初は、少し緊張した面持ちの受講者も、セッションを追うごとに、緊張がほぐれて会話も飛び交うようになり、5時間のワークショップはあっという間に終了しました。

縫合
【全体会】
監修の志賀先生からは、冒頭のレクチャーにて、
「華々しく失敗してみよう」「失敗したことを学んで、
その先に生かそう」というお言葉をいただき、ワーク
ショップがスタートしました。
腰椎穿刺
【ケースカンファレンス】
症例検討から患者コミュニケーションまで、受講者同士の
ディスカッションを交えて学びました。
後半の質疑応答では、キャリアや日常の研修の悩みなど
受講者からの質問が寄せられました。

【腰椎穿刺】
手技の手順やポイントなど、日常なかなか立ち止まっ
て確認できない点について、他の受講者の手技なども
観察し、理解を深めながら熱心に学んでいました。

【超音波】
豊富なシミュレーターに加えて、メディカル・プリンシ
プル社社員が人体モデルとなり、臨床現場さながらの実技
演習は大変好評でした。

【中心静脈】
受講者同士で手技について確かめ合う場面が
見られたり、講師の指導内容を熱心にメモを取る姿も見られ、
充実したセッションとなりました。

各手技実践の前には、レクチャー形式で手技の
ポイントについて学びました。
講師の失敗談なども交えて、具体的な
注意点を押さえます。

少人数制なので、エキスパートからマンツーマンの
指導をしてもらえるのが本セミナーの醍醐味!

「毎日21個シェーマを描くべし」というエキスパ
ートならではの、手技上達の秘訣も伝授していただきました。

各手技実践の前には、レクチャー形式で手技の
ポイントについて学びました。講師の失敗談なども交えて、
具体的な注意点を押さえます。



8名の講師陣と受講者の集合写真。
5時間集中した後で、皆さん達成感と自信に満ちた、
最高の笑顔です!

番外編★講師控室でのオフショット!

本ワークショップにご参加いただいた受講者の皆様、監修・講師をお務めいただいた先生方、
開催にあたり、シミュレーター・備品のご協力をいただきました富士フィルムメディカル株式会社、
株式会社京都科学、公益社団法人地域医療振興協会シミュレーションセンターに感謝申し上げます。

受講者の声


アンケートグラフ

■今まであいまいに行っていた手技について、体系的に教えていただき勉強になりました。
■研修医2年間で学ぶべき手技について効率よく学ぶことができました。またこういう機会があればぜひ参加したいです。
■是非後輩に勧めたいです。


【ケースカンファレンス】
・診療だけでなく、救急では患者への説明が大切だということがわかった。
・キャリア形成の話は、自分が今悩んでいた部分だったので、とてもよかったです。
【腰椎穿刺】
・局所麻酔や消毒など、詳細まで聞けて良かったです。
・刺した針がどこに刺さっているか、チェックしながら練習できてよかった。
【超音波】
・スクリーニングとして最低限見るべきことを簡便に教えて下さり、よかったです。
・今まで細かく腹腔内臓器を見たことがなかったので、特に肝臓を詳しく見られてよかった。
【中心静脈】
・先生方の失敗談が勉強になりました。
・プローブと針の距離間、プローブの角度はとても勉強になりました。