" 第3回レポート|民間医局アカデミー シリーズ1明日から使える救急の知識
民間医局アカデミーシリーズ1
民間医局アカデミー開講!
    今回は、実際の研修で使われている器材やDVD教材など
    用いてより実践的な内容に踏み込んでいただきました。



『民間医局アカデミー』シリーズ1:明日から使える救急の知識、最後の講義が3月8日(土)に開催されました。

1部では、東京ベイ・浦安市川医療センター センター長 藤谷 茂樹先生より 「組織・システム編③ 院内救急対応システム」について、東京ベイ・浦安市川医療センターの 先生方、看護師、講義参加者にもご協力いただき、シミュレーターを用いながら、 RRS(Rapid Response System)の概念を急変対応時にどのように生かしていくのか、 ということについて、具体的にお話しいただきました。

2部では、聖路加国際病院 救急部 副医長 大谷典生 先生より「診断・治療編③ 注意したい症例」について講義を行っていただきました。本講義では、スキルを学ぶだけではなく、救急の現場における対応力、仕切るコツなどまさに、明日から使える実践的な救急の考え方を学んでいただける講義内容となりました。




東京ベイ・浦安市川医療センター センター長 聖マリアンナ医科大学臨床教授 藤谷 茂樹先生
    東京ベイ・浦安市川医療センター センター長
    聖マリアンナ医科大学臨床教授 藤谷 茂樹先生
講義のポイント
症例1:呼吸困難 
・呼吸困難の初期対応と鑑別
・クリニカルシナリオとは など
症例2:呼吸困難 
・COPD急性憎悪の定義と対応
・呼吸器設定やグラフィックの見方 など
症例3:意識障害
 ・せん妄の鑑別
 ・補液の選択や抗菌薬の早期投与 など




聖路加国際病院 救急部 副医長 大谷典生 先生
    聖路加国際病院 救急部 副医長 大谷典生 先生
講義のポイント
・救急の考え方
・蘇生が必要な状態
(ABCDについて最近の症例から)
・電車や飛行機のDoctor Callで必要とされること
・ACLSコースでは習えない、"場をつくる"コツ
・患者さんにかける言葉 など



東京ベイ・浦安市川医療センター センター長 聖マリアンナ医科大学臨床教授 藤谷 茂樹先生
    第1部は、藤谷先生による院内救急対応
    システムについての講義。
藤谷先生は事例をふんだんに盛り込んだわかりやすい講義を行ってくださいました。
    医療安全の領域で注目されているRRSの
    概念からわかりやすくご説明。
1部2部ともに受講者が熱心にメモを取る姿が印象的でした。
    東京ベイの先生方と受講者による急変対応の
    ワークショップで理解を深めます。
     聖路加国際病院 救急部 副医長 大谷典生 先生
    第2部の講義は、大谷先生による症例を
    元にした救急の現場に役立つ講義を。
受講者からの疑問に所せましと壇上を動いてご回答頂きました
    救急症例からどのように学び、生かすか。
    先生の講義に受講者も熱心に耳を傾けます。
受講者からの疑問に所せましと壇上を動いてご回答頂きました
    動画を用いながら現場を仕切るための
    コツについてお話しいただきました。
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