ドクターズマガジン2016年9月号

今月の読みどころ

■ドクターの肖像

佐竹 修太郎
(葉山ハートセンター 副院長/不整脈センター長)

やさしい表情の表紙に癒される方もいらっしゃることでしょう。
遠くに見えるのは、神奈川県・葉山の海。素晴らしい立地に建つこのハートセンターに、全国から不整脈の患者が訪れます。
自ら開発したホットバルーンカテーテルは、承認審査で落とされ自宅の物置で改良に改良を重ねた努力の結晶。それは「まるで下町ロケットの医療版」とテレビで評されたほど。
今年4月から保険収載され、ホットバルーンはアメリカに渡り多くの患者を救っていくでしょう。佐竹先生の執念の物語です。

■時代を支える女性医師

佐賀大学医学部附属病院 リハビリテーション科 診療教授
先進総合機能回復センター 副センター長 浅見 豊子
手術をするだけが医療ロボットではありません。
浅見先生はリハビリする患者を助けるロボットに着目し、16年前から筋電義手やロボットスーツを活用した研究を続けています。
再び歩きたい、と思う患者の気持ちが後押しされ、あらゆるロボットを集めて患者に合ったリハビリを行っていく。
ロボット補助により患者は動けるようになった足を動かし、「歩行するイメージ」をつかみやすくなるといいます。
浅見先生の努力から、佐賀大は日本で随一のロボットリハビリの先進病院になりました。

■Dr.井村のクリニカルパールズ

暑い夏、お化け屋敷に繰り出す茶良先生と井村先生は、新人の丸尾先生を連れて行くことに……
丸尾先生が成人済って、初期研修医ですから。

■Doctor's Opinion

国立病院機構東京医療センター 総合内科医長 本田 美和子
2014年、「ユマニチュード入門」が刊行されました。
ユマニチュードとは、フランスで生まれた「知覚・感情・言語による包括的コミュニケーションにもとづいたケアの技法」です。
高齢者施設で、暴れたり暴言をはいていた高齢者が、このケアによって魔法のようにおだやかになっていく-「魔法ではない、技術です」と謳うユマニチュードを日本に導入したのが本田先生。
どのようにして日本に導入したのか、また、良いケアとは何かを語ります。

■目からウロコ

神戸大学病院 感染症内科 教授 診療科長 岩田 健太郎
若手医師に人気の岩田健太郎先生に久しぶりに登場いただきました。
岩田先生の「目からウロコ」は、あるきっかけで潮目が変わった読書感から考え方の変化についてのお話です。

目次

ドクターの肖像

葉山ハートセンター 副院長/不整脈センター長 佐竹 修太郎

日本発のバルーンを掲げよ!
"独創の注入"で世界中の心房細動患者を救う

Forte ─躍進する病院─

医療法人社団 浅ノ川 浅ノ川総合病院

シリーズ 時代を支える女性医師

佐賀大学医学部附属病院 リハビリテーション科 診療教授
先進総合機能回復センター 副センター長 浅見 豊子

Doctor's Opinion

高齢社会に求められるケア技術教育の重要性とユマニチュードの日本への導入

目からウロコ

読書の質と飛躍的飛躍

Dr.井村のクリニカルパールズ

指の痛みと赤紫色に変化した理由は?

臨床研修指定病院紹介

医療法人 親仁会 米の山病院
独立行政法人 国立病院機構 舞鶴医療センター

専門医研修紹介

利根保健生活協同組合 利根中央病院
地方独立行政法人 堺市立病院機構 堺市立総合医療センター

Spotlight

公益社団法人 有隣厚生会 富士病院

医療過誤判例集

医療水準が未確立な自由診療における説明義務の程度

医局紹介

東京女子医科大学 整形外科学教室
福島県立医科大学 地域・家庭医療学講座

レジナビフェア

「2016 レジナビフェア」が大好評のうちに終了!

Medical Topics/Student's Voice

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