ドクターズマガジン2024年4月号

今月のドクターズマガジン読みどころと目次をご紹介します。

今月の読みどころ

ドクターの肖像

小川 郁
(慶應義塾大学 名誉教授/オトクリニック東京 院長)

難聴・耳鳴りの治療に人生を捧げた、聴覚研究・臨床のパイオニアです。
診断・治療が未確立で、治療薬もなかった耳鳴りの診断基準を作り、日本初の「耳鳴診療ガイドライン」を作成。
ips細胞を用いた研究や、創薬開発、補聴器を活用した治療の有効性を証明し、普及させ、耳鳴り・難聴領域で多大な功績を残しました。
実は、小川氏自身も耳鳴りの苦痛を知る当事者でもあります。
全国から集まる難聴・耳鳴りの患者を救う小川氏のライフストーリーをご一読ください。

Doctor's Opinion

地方独立行政法人 静岡県立病院機構 静岡県立こども病院 院長 坂本 喜三郎

少子化、小児科を標榜する病院の減少、夜間の小児救急対応の負担……。
現在の小児科が抱える課題を明確にしつつ、若手小児科医の当直をサポートする静岡県独自の取組みをご紹介くださいました。

連載コラム 押し売り書店“仲野堂”

人間の形質は遺伝要因と環境要因が相まって出来上がると言われますが、ゲノム解析からもエビデンスが得られるようになったそうです。
そうした内容に迫った『遺伝と平等』や、イラスト豊富にわかりやすく書かれた書籍まで、「遺伝」に関する3冊のご紹介です。

Special Cross Talk スペシャル対談:公衆衛生医師編

今村 知明(奈良県立医科大学 公衆衛生学講座 教授)×平本 恵子(広島市南区役所/南保健センター 医務監・センター長)
コロナ禍を経て臨床医からも注目が集まる公衆衛生医師による対談を特集しました。
患者を診て治療するのが臨床医とすると、社会を診て治すのが公衆衛生医師。
麻酔科医、救急科医を経て医系技官となり、公衆衛生の研究に進んだ今村氏と、脳外科医から転向した平本氏に、仕事の醍醐味をうかがいました。

Dr.徳田のクリニカルパールズ

倒れている女性を救助した徳田先生たち。
検査機器がない中で、骨折を診断するためにある方法を使います。
今回は骨折の有無を確認する“打診音”が聞ける仕掛け付きです。

FORTE ―日本列島病院探訪―

医療法人 徳洲会 岸和田徳洲会病院
全国にある徳洲会グループの3番目の病院として開設された同院の強みは心臓血管外科や、長い歴史と伝統をもつ内視鏡治療センター、1~3次全て受ける救急科。
2022年には新館が完成し、民間病院で初めて消防署の分署を設置し、消防との連携を深めています。

目次

ドクターの肖像

慶應義塾大学 名誉教授/オトクリニック東京 院長
小川 郁

“Oto(オト)”で難聴者をつなげ!
聴覚の理想的な境地を求めるパイオニア

Doctor's Opinion

日本の小児医療:地方こども病院からの視点
地方独立行政法人 静岡県立病院機構 静岡県立こども病院 院長
坂本 喜三郎

連載コラム

押し売り書店“仲野堂” #27
大阪大学 名誉教授
仲野 徹

Special Cross Talk

スペシャル対談:公衆衛生医師編
今村 知明(奈良県立医科大学 公衆衛生学講座 教授)
×
平本 恵子(広島市南区役所/南保健センター 医務監・センター長)

Dr.徳田のクリニカルパールズ

この患者さんの診断は?

FORTE ―日本列島病院探訪―

医療法人 徳洲会 岸和田徳洲会病院

臨床研修指定病院紹介

市立青梅総合医療センター
医療法人河内友紘会 河内総合病院

専門医研修紹介

福島県立ふくしま医療センター こころの杜
日本赤十字社 伊勢赤十字病院

医療過誤判例集

アトニンと子宮破裂

医局紹介

奈良県立医科大学 脳神経内科学講座
東海大学医学部 内科学系リウマチ内科学

MEDICAL TOPICS/STUDENTʼS VOICE
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