今月の読みどころ ■ドクターの肖像 久しぶりの女性医師は、「女帝」と呼ぶにふさわしい人物です。iPS細胞を使った初の臨床実験は網膜色素上皮シートを加齢黄斑変性の患者に移植する手術でした。リーダーである高橋先生は、最初から研究医ではなく臨床医としての思いから成し遂げた業績。苦しかった時代を語る厳しい表情が一転、微笑むとえくぼができるほどチャーミングな方でした。 ■Precursor─先駆者─ 米国で自ら開発した手技である「K-Method」は大評判を呼び、手術フィーで高収入だったにも関わらず、「日本人の方がこの手術が必要」と判断して帰国した木原先生。「手術の常識知らないの?」と当初笑われていたその手術は、今では「教えてください」と乞われるほどに。手術によっては5年待ち。後継者の育成が急務であり、患者に優しい手術を極めたい方を募集中です。 ■Dr,井村のクリニカルパールズ 「勉強に励む秋」のDr.井村に清田先生が迫る理由に、あまり笑えない読者もいるかも?「握雪感(あくせつかん)」とは、雪を握るようなギュッ、ギュッという感触だそうです。 目次 ドクターの肖像 髙橋 政代 (国立研究開発法人 理化学研究所 多細胞システム形成研究センター 網膜再生医療研究開発プロジェクト プロジェクトリーダー・眼科医) 未来を見通す動体視力 患者の人生に光を射す臨床サイエンティスト Forte ─躍進する病院─ 医療法人偕行会グループ Precursor─先駆者─ 医療法人社団親和会 京都脊椎脊髄外科・眼科病院 理事長兼院長 木原 俊壱 Doctor's Opinion 終の棲家はどうあるべきか Dr.井村のクリニカルパールズ 呼吸苦、頸部痛で来院した患者の鑑別診断は? 民間医局アカデミー 「ゼロからわかる! 抗菌薬はじめの一歩」 医療界/常識の非常識 虚弱高齢者に対する降圧薬多剤投与で死亡が増加する? 臨床研修指定病院紹介 関西医科大学附属枚方病院 高松市民病院 後期研修紹介 一般財団法人厚生会 仙台厚生病院 一般財団法人自警会 東京警察病院 医局紹介 大阪医科大学附属病院 総合診療科 北海道大学大学院 医学研究科腫瘍内科学分野 医療過誤判例集 行うべきでない医療行為を行った医師に対する刑事責任 民間医局会員になればドクターズマガジンが無料購読!! 民間医局では会員の皆様へドクターズマガジンを毎月無料でお届けしております。 ご興味がある方は、下記よりご登録ください。 民間医局にご登録済みの方無料購読の申込みをする 民間医局にご登録されていない方民間医局会員登録(無料)はこちら ※本サービスは医師・医学生専用です。 ドクターズマガジン2015年11月号をお求めの方へ ご希望の方はこちらからお申し込み下さい。 ドクターズマガジンのバックナンバーは1冊550円(税込)です。 戻る