ドクターズマガジン2025年12月号

ドクターの肖像

今村 知明
（奈良県立医科大学 公衆衛生学講座 教授）

「混沌とした世界を照らす一筋の光明。公衆衛生に向き合い、国を癒す人生を歩む医師」
理不尽な医療制度への怒りから厚生省へ直談判に行くと、皮肉にも自らが入省する運命に。
待ち受けていたのは、オウム真理教事件、O157集団食中毒、薬害エイズ事件……。
現在、取り組むのはビッグデータを用いた、地域医療構想の指標作成。
少子高齢化で追い込まれたこの国の医療を癒す。
その挑戦に医師人生を捧げます。

Doctor's Opinion

富山県厚生部参事・医務課長事務取扱　小倉 憲一

救命救急センター長として富山県でドクターヘリを導入された実績をもつ小倉氏に「大規模災害時の保健医療福祉活動に係る体制整備」をテーマにご執筆いただきました。

連載コラム　押し売り書店“仲野堂”

移植医を「世界で最高の仕事」と考えているという超マッチョなエリート医師が綴った『呼吸を取り戻せ』をはじめ、名医の自伝3冊をご紹介します。

Challenger ―挑戦者―

医療法人社団 先陣会 理事長／池上おひさまクリニック 院長　大和 行男
「唯一無二の技術で子どもの笑顔と希望を紡ぐ児童精神科医」
教員志望から医師に転向、全国で600人ほどしかいない児童精神科医に。
病名の診断より、患者の未来にこだわる。
情熱とユーモア、研ぎ澄まされた診療技術を持つ大和氏が目指すのは、親子がひと笑いして帰れる外来。
医師人生で最も驚いた出来事を伺うと、病棟で出会った小学生のお話をしてくださいました。
その出来事から得られた教訓とは…？

Dr.徳田のクリニカルパールズ

Dr.徳田の医局では、クリスマスに大富豪大会。
地元ルールってややこしい！
さて、外来には、多関節炎痛の30歳女性が。
子育て世代には必見の症例かも？

Case Study［特別企画］

地域医療のカタチ「和歌山県」
大学病院、市中病院、地域での研修を組み合わせ、自由にプログラムを構築できる「和歌山研修ネットワーク」。
和歌山県全体が一つの大きな臨床研修病院のように機能し、研修に最適な場を提供しています。
指導医と2人の研修医がその魅力を語ります。

連載コラム　それ、ChatGPTが代わりにやります！

第3回目は、ChatGPTを「優秀なプレゼン作成アシスタント」として活用し、院内勉強会のスライド作成を劇的に効率化する方法を伝授します。

MEDICAL TOPICS／STUDENTʼS VOICE
バックナンバーのご案内