ドクターズマガジン2018年6月号

今月の読みどころ

■ドクターの肖像

大藤 剛宏
(岡山大学病院 臓器移植医療センター長・教授)

「大人から子供まで肺移植で治る人は一人残らず治す」その信念の元、次々と、世界初の手術を創り出す大藤氏。
肺移植も、趣味の釣りも、うまくいかなければ道具や方法を変えながら、"攻め"の姿勢で挑むことが大事だと語っておられました。
「絶対に助けたいなら、大藤氏に」と、海外からの依頼も絶えません。
現在51歳、肖像掲載者の最年少です。
移植への燃え盛る熱意とは対照的に、優しい笑顔が印象的な先生でした。

■シリーズ 時代を支える女性医師

順天堂大学医学部免疫学講座 教授 三宅 幸子
自己免疫疾や精神免疫疾患の病態解明と新治療法の開発を行っている先生です。
2005年からは腸の中にある自然リンパ球の研究を始め、腸内環境と自己免疫疾患の関連を発見されました。臨床医、研究員、研究統括者などさまざまな役割を担いながら免疫研究の第一線で活躍されています。

■Forte ─躍進する病院─

兵庫県災害医療センター
阪神・淡路大震災の教訓を基に、自治体が設立した初の災害医療センター。
非常時に備える一方で、平時は独立救命救急センターとして高い救命率を誇っています。
ドクターカーとDMATカー、消防防災ヘリを保有し、独立型救命センターでは初のVer.5の認定基準達成を認められています。

■Doctor's Opinion

東海大学 名誉教授 篠原 幸人
被収容者に対する矯正医療は、一般医師に興味を持たれづらい職業です。
今後、医学生がどのように矯正医療を知り、学ぶべきか。心も体も病んでいる一人の患者を前に施せる医療とは?
東京矯正管区矯正医療アドバイザーである篠原先生に語っていただきました。
テーマは「矯正医療をご存知ですか」。

■「目からウロコ」

白河総合診療センター 東 光久
医師は、「適切な治療を行うことが一番大事」と考えられがちだが、医師に最も必要なのは「主治医力」と語る東氏。
卒後3年目に初めて診た間接リウマチ患者の治療中に、目から落ちたウロコとは……?
テーマは「"先生、しんどいんです"~病気でなく、人を診ることの意味~」。

目次

ドクターの肖像

岡山大学病院 臓器移植医療センター長・教授 大藤 剛宏

「あなたがいたから助かった」と言われることに医療人生をかける
世界最高峰の肺移植医

Forte ─躍進する病院─

兵庫県災害医療センター

シリーズ時代を支える女性医師

順天堂大学医学部免疫学講座 教授 三宅 幸子

Doctor's Opinion

矯正医官をご存知ですか

目からウロコ

"先生、しんどいんです"~病気でなく、人を診ることの意味~

Dr.井村のクリニカルパールズ

アルコール依存症で、体がだるい原因は?

臨床研修指定病院紹介

公益財団法人 日本生命済生会 日本生命病院
京都府立医科大学附属病院

専門医研修紹介

医療法人社団愛友会 上尾中央総合病院
群馬家庭医療学センター

Spotlight

医療法人光誠会 しろばとクリニック

医療過誤判例集

正中神経損傷のない穿刺行為の責任

医局紹介

昭和大学医学部内科学講座 血液内科学部門
弘前大学大学院医学研究所 消化器外科学講座

Medical Topics/Student's Voice

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