ドクターズマガジン2019年4月号

今月の読みどころ

■ドクターの肖像

奥田 準二
(大阪医科大学附属病院 がん医療総合センター 特務教授)

大腸の進行がんで適用が難しかった腹腔鏡手術を安全に行う方法を修練し、世界に広めました。
執刀数は5800例超。この分野でトップの地位が見えてきたころ、上司からのある言葉で自分の傲慢さに気付きます。自身を変えようともがく中で生まれたのが「Reborn手術」。これは人工肛門しか選択できかった患者を救う画期的な手術で、29例成功しています。

■Doctor's Opinion

勤医協中央病院 副院長 臺野 巧
質の高いプライマリ・ケアには総合診療医の存在が必要不可欠であり、オランダでは医師の35%が家庭医だそうです。
では、なぜ日本で総合診療医が増えないのか、新専門医制度の問題に絡めてその理由を語っていただきました。

■Dr.和足のしまねから"こんにちは"

第4回のテーマは「医者こそ、もっと寝かせなさい!!」。
34時間以上の連続勤務をしている医師は休みをとった医師より460%も診断エラーが多く、また、前日の睡眠が6時間に満たない外科医はよく寝た外科医の170%も合併症を与える可能性が高いそうです。

■challenger

青森県立中央病院 総合周産期母子医療センター 成育科部長 網塚 貴介
乳児死亡率が最下位だった青森でNICUや総合周産期母子医療センターを立ち上げ、超低出生体重児の死亡率が50%(全国平均20%)という危機的状況から救命率を底上げしました。
その後、成育科を開設し、現在は医療的ケア児支援のために奔走しています。

■Dr.井村のクリニカルパールズ

メディカルランドの開園を楽しみにする井村先生。園内のテーマは「医療と健康」らしいのですが……!

■Forte ─院長に聞く─

和泉市立総合医療センター 村上 城子
赤字経営で廃院も検討されていた中で、公設民営化・新築移転・救急や透析内科をはじめとした診療科増設などの改革を次々に行い、収益2倍のV字回復を遂げました。
今回は珍しく女性の院長先生です。

目次

ドクターの肖像

大阪医科大学附属病院 がん医療総合センター 特務教授 奥田 準二

世界的な大腸腹腔鏡外科医が開く
人を生かし、人を活かす"人間塾"

Doctor's Opinion

総合診療専門医、今後について

Dr.和足のしまねから"こんにちは"

医者こそ、もっと寝かせなさい!!

challenger

青森県立中央病院 総合周産期母子医療センター 成育科部長 網塚 貴介

Dr.井村のクリニカルパールズ

全身に掻痒感を伴わない皮疹の原因は?

Forte ─院長に聞く─

和泉市立総合医療センター 村上 城子

臨床研修指定病院紹介

公益財団法人 日産厚生会 玉川病院
日本赤十字社 旭川赤十字病院

専門医研修紹介

秋田県総合診療・家庭医研修センター
IMS(イムス)グループ 医療法人財団明理会 新松戸中央総合病院

Spotlight

特定医療法人葦の会 オリブ山病院

医療過誤判例集

救急搬送後の帰宅指示について

医局紹介

昭和大学 リウマチ・膠原病内科
近畿大学医学部 内科学腫瘍内科部門

Medical Topics/Student's Voice

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