ドクターズマガジン2022年3月号

ドクターの肖像

白石 吉彦
（島根大学医学部附属病院 総合診療医センター センター長／隠岐広域連合立隠岐島前病院 参与）

人口約7,000人の隠岐島前地区で医療体制を大改革。
年100人を超える医学生、看護学生、初期研修医が全国から押し寄せる人気病院へと育て上げた総合診療界のカリスマです。
さらに、エコーの伝道師として研修医・開業医からも絶大な信頼が。
「へき地での総合診療は超絶に楽しい」と語る白石氏のポジティブでハッピーな豪快人生をひもときます。

Doctor's Opinion

山形大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科講座 教授／日本耳科学会 理事長　欠畑 誠治
「聴く」「話す」という機能と引き換えに命を守ることを可能にした黎明期の外科手術から、患者だけでなく術者にも優しくより正確な手術を可能にしたHeads-up surgeryへ―。
安全性と確実性を求めて革新を続ける耳鼻咽喉科外科手術の変遷を、日本耳科学会理事長も務める欠畑氏に語っていただきました。

連載コラム　押し売り書店“仲野堂”

今回は「医学系の本を続けたら医学本専門の押し売り書店かと勘違いされるかもしらん」（仲野先生談）ということで、明治時代の建築家にスポットを当てた3冊をご紹介。
建築好きの仲野先生ならではの通な“押し売り”で、建築好きでなくともついポチっとしたくなること請け合いです。

SPOTLIGHT　特別企画：新潟県から世界に羽ばたく研修を

厚生労働省 医系技官／新潟県 福祉保健部 部長　松本 晴樹
医師偏在指標が全国最下位と「医師不足」が深刻な新潟県で、イノベーターを育てる臨床研修コースやオンライン海外留学支援制度など今までにない斬新な若手医師確保施策を次々と打ち出し、医療再編政策を推し進める松本氏。
地域各所から称賛の声が上がり、全国の学生や研修医からも熱い眼差しを向けられる松本氏の類まれな実行力と手腕に迫ります。

Dr.徳田のクリニカルパールズ

今回登場するのは、睡眠薬を飲んでも改善の兆しが見えないという患者さん。
睡眠障害の背景に潜む根本原因に目を向けることで、患者さんの生活の質を底上げすることができるというお話です。

FORTE ―日本列島病院探訪―

社会医療法人 雪の聖母会 聖マリア病院
全国屈指の救急搬入数を誇る福岡県久留米市の聖マリア病院。
約4万件のウオークイン患者のうち、半数は小児が占めるなど小児救急にも力を入れています。
また、昨年4月には、がんゲノム医療連携病院の指定を受け、6月からはバイオバンクの運用も開始。
常に進化し続け、久留米・筑後地区の医療を牽引する同院の今後について島 弘志病院長と靏 知光臨床・教育・研究本部長のお2人に伺いました。

MEDICAL TOPICS／Student's Voice
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