医師転職における、病院見学のチェックポイント
【アンケート結果】

外来・病棟・医局の雰囲気

• 「医師だけでなく、コメディカルの話を聞くのも良い」（40代・転職2回）
• 「全体の雰囲気や建物、働いているスタッフの表情が暗くないか。暗い印象だったら、自分の気持ちも暗くなる」（50代・転職5回以上）
• 「人間関係。見学の時点で気になるくらいなら、やめておいた方が良い」（20代・転職1回）
• 「自分と同じ役職の人とその上司や後輩など、できるだけ多くの人に現状を聞くこと」（40代・転職2回）
• 「医局の雰囲気、外科と内科の関係、今いる医師たちの勤続年数」（30代・転職2回）

同僚・スタッフの表情や挨拶

• 「将来同僚となるであろう、同年代の医師の第一印象」（30代・転職3回）
• 「同僚・上司の疲弊具合」（30代・転職2回）
• 「働いている方々の表情。挨拶ができているか。見学者に対する態度。面談している担当医師以外の印象が大切だと思います」（50代・転職3回）
• 「階段などですれ違ったスタッフが挨拶しているか、してくれるか。スタッフと医師が挨拶しているか。挨拶しない病院はそもそもスタッフ間の仲が良くないことが多く、ましてスタッフに挨拶しない医師は、おそらく年次が下の医師を馬鹿にしていることが多い」（40代・転職3回）

残業・当直の実態

• 「残業したくないのであれば、定時以降にどれたけスタッフが残っているかを確認する」（30代・転職4回）
• 「人間関係、仕事のしやすさ、休日当番の頻度など」（40代・転職5回以上）

当直室・トイレ・食堂などの設備

• 「当直室のきれいさは、医師を大切にしているかのバロメーター」（30代・転職3回）
• 「職場のトイレの清掃がきちんとされているか。こういう表面的に見えないことが地味に大事」（30代・転職2回）
• 「受付・トイレ・外来診察室・検査室・医局」（50代・転職2回）
• 「食堂は必ず見るべし。食堂は多職種が気兼ねなく話せる病院内唯一の場所で、どれだけの人が集まり、仲良く話しているかが大切。また、食堂に院長はじめ、病院幹部がいるかどうか。幹部が食堂で食事をしている病院の病院食は美味しいが、逆の場合は経費削減が重要視されており、必ずしも美味しいとは限らない」（30代・転職4回）