【実態調査】みんなはどういうバイトをしている？
データでみる医師のスポットアルバイト状況

現勤務先に影響のない範囲でアルバイト。金曜日は当直、土日曜日は日直・当直の連続勤務

それぞれ勤務先の都合がありますので、どの曜日も当直勤務を希望する先生が一定数います。特に、翌日に常勤先での勤務がないためか、突出して金曜日の希望者が多いです。

日曜日の当直は「翌日に勤務がある」「勤務時間が当直のみでも日中の行動が制限されてしまう」などの理由から、日曜日に働くなら日直・当直の連続勤務（以下、日当直）を希望する先生が多いです。

問い合わせが多い曜日と時間帯～当直帯は競争率が低い～

これまで、先生方の希望条件データを読み解いてきました。実際に先生方が問い合わせしている求人をみてみると、［金曜日×当直］の求人へ問い合わせが多いですが、［日曜日×当直］への問い合わせも一定数あります。また［月曜日×当直］［月曜日×日当直］を希望する先生は少ないですが、祝日に該当することも多いため、実際には求人に問い合わせする先生が多くいることが分かります。つまり祝日にアルバイトをする先生も多いということになります。

人気枠である［日曜日×日勤］は、問い合わせ件数が少ないです。求人数そのものが少ないこともあり、競争率が高くなることが推測できます。

経験年数によって変わっていく希望の勤務内容

医師免許取得3年目の医師（専攻医）に人気の勤務内容は？

一般的な医師アルバイト求人の勤務内容をカテゴライズすると、大きく以下の4つに分類されます。

アルバイトが可能となった3年目（専攻医）は、上記4つの勤務に加えて、自由診療を希望される先生が多くいます。

都市部と地方では求人に大きな特徴はない

私がエージェント時代、先生方に求人の提案をしていると、「地方だから〇〇の求人は少ないのか？」「首都圏のほうが選択肢は多いのか？」と相談をいただくことがありました。確かに、都市部は医療機関が多いため求人総数も多くなりますが、勤務内容は大きく変わりません。強いて言えば、首都圏はクリニックの求人が多いため、病棟管理の求人が少なく、訪問診療の求人が若干多い程度です。どこにいても差異なくアルバイトが可能です。

アルバイトをするならエージェントに相談するとスムーズ

これからアルバイトを検討している方も、しばらく控えていたが環境・状況が変わったので、改めて検討したい方も、どういった働き方をしたいかイメージすることが大切です。またご希望の働き方が決まっていても、市況とマッチングしない可能性がありますので、このエリアにはどういった求人があるのか、他の人はどうしているかなど、全国各地に拠点がある民間医局エージェントにお気軽にご相談ください。先生の希望や求人状況を踏まえて、希望や状況に沿った求人を提案いたします。

※本記事で使用している図（グラフ）は、2025年3月18日時点の民間医局会員でスポット非常勤アルバイトの希望登録および、2024年4月1日～2025年2月28日までに民間医局Webよりスポット非常勤求人へ問い合わせされた内容をもとに民間医局Web担当が作成。