京都府の医師転職市場を徹底解説

更新日:2021/12/22 公開日:2021/10/01

かつて日本の首都でもあり、数多くの神社仏閣や風情ある街並みで人気の京都府。
2018年12月末時点の人口10万人あたりの医師数は323.2人と、全国2位の水準を誇ります。

「一度は京都に住んでみたい」
「著名な医師が集まる京都で働いてみたい」

そんな思いを抱く方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、京都府での転職を考える医師のために、民間医局のエージェントが最新の転職市場を解説します。

目次

京都府の医師転職市場の動向

京都府の人口は256万人(2021年8月現在)。少子高齢化により、山城南部や丹後~南丹地域では過疎化が進んでいますが、山城北部や京都市周辺の市町村など、人口が増加している地域もあります。

京都府の医師数は年々増加しており、全国でも高い水準です。女性医師の人数も増加しており、人口10万人対女性医師数は74.8人と、全国平均の54.0人を大きく上回っています。
しかし京都市周辺に医師・医療機関が集中しているため、その他のエリア、特に京都北部は医師数が少なく、地域差が生じているのが現状です。

医師の市場としては京都大学、京都府立医科大学の医局の影響力の強さが知られるエリアですが、昨今は医局に縛られない働き方も増えています。

京都府における医師の平均年収や医療状況を理解し、最新の転職トレンドを押さえておくことが大切です。

京都府の医師の平均年収

厚生労働省の「令和2年賃金構造基本統計調査」によると、京都府の医師平均年収は、1497.5万円(48.7歳、勤続年数8.8年)となっています。

これは、全国の医師平均年収1440.3万円とほぼ同じ水準です。
京都府の医師平均年収を男女別にみると、男性1,596.9万円(平均年齢50.4歳、勤続年数9年)、女性1,139.5万円(42.6歳、8.8年)となり、どちらも全国平均(男性1,522.5万円、女性1,188.3万円)に近い金額です。

この統計による平均年収は、「きまって支給する現金給与額(時間外、職務手当など各種手当を含む)×12ヶ月+年間賞与その他特別給与額」で算出した金額です。 講演料や執筆料などの収入は含まれておりません。
調査対象のサンプル数や年齢、勤務内容等は都道府県によっても異なります。参考までにご覧ください。

民間医局の調査では、実際の平均年収は統計データよりも低い傾向です。
考えられるのは、京都府の医師数の多さ。京都大学・京都府立医科大学を卒業し、そのまま京都で働く医師が多いことから、給与水準は抑えられている印象です。

年代、勤務内容、勤務先の規模によっても給与は大きく変動します。一概に「平均年収より高い/安い」を見るのではなく、「自分の希望に合う働き方ができるか」「勤務内容と待遇が見合っているかどうか」を考えると良いでしょう。

民間医局を利用して転職活動すると、エージェントが先生に代わって年収などの条件交渉を行います。
特に年収に関しては先生お一人では希望を言い出しづらいものですので、民間医局にお任せください。

京都府
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京都で求められる人材とは

転職を希望される先生の年齢は20代から70代まで幅広く、それぞれの希望に合った転職先をご紹介しています。

若手医師の勤務先としては、指導医が揃い、最先端の医療を学べる総合病院が人気です。専門医を取得したい、症例を積んでスキルアップしたいという方が多く集まります。ベテランの先生になると、療養型病院や介護老人保健施設などゆったりした働き方が選択肢にあがります。

大学が乱立している首都圏と違い、京都府は京都大学・京都府立医科大学の2大学の地盤が固いエリアです。医師を採用する側の医療機関は、「医師としてキャリアに一貫性があるか」を重視する傾向が強いように感じられます。
京都府での転職をお考えでしたら、「医師としてどういうキャリアを重ねてきたか」「目指すところ」を明確にしておくことが大切です。

大学院生が多いことも、京都府の特徴です。非常勤アルバイトのご相談も多数寄せられることから、「非常勤と言えば民間医局」というありがたいお言葉も頂戴します。
大学院修了後は、そのまま京都府内で働く先生も多くいらっしゃいます。

医師を募集している診療科に、偏りはありません。京都府の中心部・郊外を問わず、さまざまな診療科で求人があります。
以前は大阪に比べると少なかった美容系の自由診療ですが、ここ数年は求人数が増えています。高齢化の波から、訪問診療の需要も高まっています。

一方、舞鶴市をはじめとする北部は人口が多い割に医師数が不足しており、中心部に比べると給与などの待遇が良いですね。
年収や福利厚生を重視される先生は、ぜひご検討いただきたいエリアです。

当社が抱える京都府の医師求人数は、業界最大級です。京都府全域から、希望に合う転職先をご紹介し、入職後のアフターフォローまで丁寧にサポートいたします。

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民間医局にお任せください。

京都府の転職・求人トレンド

医局派遣

京都府には、京都大学医学部附属病院、京都府立医科大学附属病院の2つの大学病院があります。
府内や全国に多数の関連病院を持ち、他県に比べると大学医局の影響力が強いエリアです。しかし、ライフステージや今後目指す進路によって、医局人事以外の選択肢を考えるのは自然なことです。

給与相場

京都府は医師数は多いものの、偏在しており、地域によって給与相場が異なります。
京都府北部は給与水準が高め、南部(京都市~大阪方面にかけてのエリア)は低めの傾向です。南部は京都市内の求人へ人気が集中する分、給与相場が抑えられている印象です。

民間医局の医師転職紹介実績

※北部エリアは給与相場が高め、地方からの転居者が多い傾向

※京都府外在住:65%のうち転居者45%

(2021年の当社データより)

京都府の医療状況

京都府は6つの二次医療圏に分けられます。

  • 北部:丹後(たんご)・中丹(ちゅうたん)
  • 中部:南丹(なんたん)
  • 南部:京都・乙訓(おとくに)、山城北(やましろきた)、山城南(やましろみなみ)

この6つの医療圏のうち、最も人口が多いのが京都・乙訓医療圏です。中でも京都市には、京都府人口の約57%が集中しており、京都府の病院の約60%が京都市にあります。高度医療、先進医療を提供している病院も多くあります。
残りの5つの医療圏は医師が不足しており、医師偏在が以前より問題になっています。

医療機関

京都府の病院数は、2019年の医療施設調査では165施設あり、一般病院が154施設、精神科病院が11施設になっています。

二次医療圏域ごとの病院数と診療所数

医療圏 病院数 診療所数
丹後 6 76
中丹 15 162
南丹 10 101
京都・乙訓 98 1,717
山城北 22 303
山城南 3 92

出典:厚生労働省「令和元年医療施設調査」

救急医療については、初期救急医療体制として在宅当番医制、休日夜間急患センター(11ヶ所)、二次救急医療体制として救急告示・輪番制病院(92病院 ※救急告示の救命救急センター除く)、三次救急医療として救命救急センター(京都第一赤十字病院、京都第二赤十字病院、国立病院機構京都医療センター、洛和会音羽病院、宇治徳洲会病院、市立福知山市民病院の6ヶ所)を指定しています(令和2年4月現在)。

自治体の医師確保の取り組み

京都府には、一般医師向けの「京都府医師バンク」、退職後などの熟練医師向けの「ベテラン医師バンク」、そして離職中の女性医師向けの「女性医師バンク」の3つの医師バンクがあります。京都府が運営しており、利用料は無料です。
また、京都府医師会が運営する「ドクターバンク」もあります。

生活環境の魅力

京都府は生粋の京都生まれの方と、移住されてきた方の割合は同じくらいという印象があります。
地元が京都府という方は、古都京都をこよなく愛している方が多く、そのまま京都にずっと暮らしていたり、進学で他府県に行っても戻ってこられたりする方が多いです。

移住者の方は、「一度は京都に住んでみたい」という願望を叶えた方、「大学進学で京都に来て、そのまま就職した」という方が多い印象です。

北海道から沖縄まで、さまざまなご出身の方がいらっしゃいます。大阪府や兵庫県に比べて、海外出身の医師の割合が少ないのも特徴です。

交通アクセス

京都市内は電車やバスが整備されており、どこへ行くのも便利です。反面、市内の道幅は狭く一方通行が多いため、車を手放す方も少なくありません。中には自転車通勤される方もいます。
大阪から通勤される場合は、桂川・洛西・桂エリアや京都駅・烏丸四条エリアが通いやすくおすすめです。

生活しやすいエリア

京都市内は、都会ならではの生活のしやすさが人気です。しかし、給与面ではほかの地域よりも控え目でありつつ住居費は高いため、収入と支出のバランスが取りづらいエリアでもあります。
そこで最近人気なのが、京都市へのアクセスが良く、給与水準の高い周辺の地域です。亀岡市、木津川市、日向市、京田辺市など、京都市だけでなく大阪へアクセスしやすい地域の人口が増加しています。

京都市内

電車やバスなどの交通網が発達していて、商業施設も多く、生活しやすい地域です。特に烏丸御池・烏丸四条・二条周辺は治安もよく、教育施設も充実しています。単身者から若いファミリー層まで、おすすめの地域です。
「京都の町並みや風情を感じたい」という方には、有名な神社仏閣や文化施設が立ち並ぶ岡崎・東山エリアが好まれています。
下鴨神社と賀茂川で知られる下鴨エリアは静穏な住環境が人気で、近ごろはマンションの開発が進んでいます。商業施設や教育施設も充実しており、40~50代の医師に人気のエリアです。

亀岡市

新興住宅地が多く、都会すぎず田舎すぎない暮らしができる人気のエリアです。亀岡市に住み、南丹・中丹エリアの病院に勤務すれば、渋滞なく車通勤できます。京都市内へ出かけやすいのも魅力です。

舞鶴市

京都府北・中部で最も人口が多く、海産物がおいしい地域です。都会のような便利さや賑やかさを求めるのではなく、豊かな自然との暮らしを楽しみたい方は、北・中部をおすすめします。

観光/ビジネスエリア

京都府は寺院や神社、伝統的な建物や庭園が数え切れないほどあります。特に京都市内には、伏見稲荷大社、清水寺、東寺、金閣寺などの寺院や神社、歴史的な建造物が多く立ち並んでいます。日本有数の観光地として国内外問わず、観光客に人気です。

オフィス街は、そんな観光地のすぐ近くにあります。京都市のオフィス街である烏丸御池は、「京の台所」と呼ばれる錦市場や、京都御所、二条城などの観光名所から徒歩圏内です。

子どもの教育体制、医学部への進学状況

京都府内の待機児童数は278人(2021年4月1日時点)です。比較的、保育園などには入りやすく、仕事と育児を両立しやすいエリアといえます。院内保育施設を抱える病院も京都市内だけで約20ヶ所あります。

京都府内の学校数

国立 公立 私立
幼稚園 1 47 148
小学校 1 356 11
中学校 1 162 26
義務教育学校
(小中一貫教育)
1 9 -
高等学校 1 70 40

出典:京都府「令和3年度学校基本調査(速報値)」

全国区の進学校が点在する京都府。中でも医学部への高い進学率を誇るのが、洛南高校と洛星高校です。2021年度の医学部進学率は、洛南高校72人(現役41人)、洛星高校が45人(現役19人)でした。
どちらも京都市内にあり、交通アクセスもよく、国立大学や有名私大への進学率の高い高校です。

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京都府での
医師転職成功事例

家庭と仕事の両立がかなう

精神科 40代女性

Before

年収 1,350万円
専門科目 精神科
施設形態 精神科単科病院
勤務日数 週5日、当直あり
転職理由
  1. ①家庭の都合で当直が難しくなった
  2. ②お子様が小学校にあがるため、16時までには自宅に戻る必要がある

退勤時間が遅く当直もあり、子育てとの両立ができない

子どもの小学校への進級が迫る中、現職では時短勤務や当直なしなどの対応が受けられず、転職するか悩んでいました。

After

年収 1,200万円
専門科目 精神科+内科
施設形態 慢性期病院
勤務日数 週4日、当直なし
転職して
実現できたこと
  1. ①16時までに自宅に戻ることができる時短勤務と、当直なしが可能に
  2. ②年収は微減してみえるが、時給換算すると大幅な給与アップ
  3. ③慢性期内科病棟管理+専門性をいかした精神科外来勤務での着任

時短・当直なしが可能に!
家族との時間が増えたうえに待遇アップ!

慢性期の病棟管理に加え専門性を活かした精神科外来勤務で、時短勤務と当直なしの待遇が受けられるようになりました。さらに、勤務日数が週5日から4日に減ったのに、時給換算するとむしろ大幅に収入がアップしていることに。
平日に休みがあることで、銀行に行くなど、平日しかできない用事を済ませられるようになったので、精神的にもゆとりが生まれました。

京都北部へのUターン転職成功事例

外科 40代男性

Before

年収 1,100万円
専門科目 外科
施設形態 市中病院
勤務日数 週6日(週末の日直業務 週1回を含む)、当直週1回
転職理由
  1. ①地元の京都に戻りたい
  2. ②医療過疎地である京都北部エリアで、専門性を発揮しつつ外科医としての勤務を続けていきたい

京都を長年離れているが、郷里に帰りたい

京都府の医療過疎化が進む地域出身。他府県で外科医として勤務してきたものの、郷里に帰りたい気持ちが年々強くなっていました。

After

年収 1,720万円
専門科目 外科
施設形態 自治体病院
勤務日数 週5日、当直週1回
転職して
実現できたこと
  1. ①地元京都へのUターン
  2. ②外科医としての継続勤務
  3. ③医療過疎地への貢献
  4. 年収アップ

Uターンが叶い、地域医療に貢献できるうえに年収アップ!

郷里に戻って正解でした。外科医のキャリアを活かしながら、地域医療に貢献できただけでなく、年収も大幅にアップしました。慣れ親しんだ土地で、仕事だけでなくプライベートも充実した毎日を送っています。

京都中心部で給与アップの転職

リハビリ科 40代男性

Before

年収 1,700万円(当直・アルバイトを含む)
専門科目 リハビリテーション
施設形態 大学病院+外勤
勤務日数 週4日、外勤週1日、当直
転職理由
  1. ①年収アップ
  2. ②研究ではなく、臨床メインに携わりたい
  3. ③専門性を活かせる裁量のある仕事

大学勤務+外勤で疲弊。常勤先だけで十分な年収が欲しい

大学病院勤務のほかに、給与を補うために週1回外勤をしていましたが、体力的な辛さを感じるように。勤務内容も研究メインでしたが、臨床をメインに携わりたいという思いが募り、転職を考えるようになりました。

After

年収 1,850万円
専門科目 リハビリテーション
施設形態 総合病院
勤務日数 週5日、当直なし
転職して
実現できたこと
  1. ①外勤を含めず、常勤先だけでの年収アップを実現
  2. ②部長職での入職、専門性を更に活かせる環境へ

総合病院で部長職に就き、年収アップ!

勤務日数は変わりませんが、外勤・当直なし、常勤先だけの勤務で以前より年収が上がり、希望が叶いました。部長職での入職となり、専門性をさらに活かせる環境で、やりがいを感じながら働いています。

医局を離れてもサブスぺ研修は継続、QOLも向上

救命救急科 30代男性

Before

年収 900万円(当直・アルバイトを含む)
専門科目 救命救急科
施設形態 大学病院
勤務日数 週6日、当直週1回
転職理由
  1. ①大学医局勤めでは身分が保障されていない
  2. ②医局人事で勤務先が流動的。特定の場所で落ち着いて勤務したい
  3. ③サブスペシャルティの修練も積んでいきたい

救命救急科で週6勤務。医局人事でいつ地方に派遣されるかわからず不安

週6日勤務に加え、週1回の当直もあり、疲労が溜まる一方。いつ医局派遣の辞令がくだるかわからないのもあり、転職を決意しました。
ただ、サブスペシャルティの研修を中断してしまうのは避けたいです。

After

年収 1,200万円
専門科目 救命救急科
施設形態 急性期総合病院
勤務日数 週5日、当直週1回
転職して
実現できたこと
  1. ①安定雇用(正職員としての採用)
  2. ②年収アップ
  3. ③QOLの向上(シフト制で仕事・プライベート共に充実)
  4. ④サブスペシャルティの修練環境も継続

診療レベルの高さを維持してキャリアアップ!

休みが増え、勤務がシフト制になったのもあり、心身への負担が減りました。サブスペシャルティの研修も継続でき、さらに年収もアップするなど、いいことづくしです!

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京都府での転職についてよくある質問

京都府は医師の転職が難しいイメージがありますが、実際のところは?

大学が多くある首都圏や大阪などとは違い、京都府は京大・京都府立という強固な大学が2つそろっています。そのため、医局の力が強く、転職が難しいとあきらめる先生も少なくありません。
実際には、大学医局と関係のない転職事例も多いです。医局のしがらみが少ない、症例の多い病院や大規模病院もありますので、まずはご相談ください。

面接時に方言やマナーなど、気を付けるべきポイントは?

京都の府民性として、よそものを嫌うというイメージがあるかもしれませんが、そんなことはございません。府外からもたくさんの方が京都に来られるので、方言があっても気にする方は基本的にいません。むしろ「ようおこしやす」と温かく迎えてくれます。

また、京都は上品な方が多いですが、マナーは一般的な常識の範疇で、気にし過ぎない程度で大丈夫です。
それでも、なんとなく不安を感じることもあるかもしれません。当社では医療機関ごとの特徴に合わせた面接対策や服装の提案、身だしなみのチェック、面接への同行など、最大限サポートしています。

特にはじめての転職では、不安を抱えている方も多いですが、その気持ちをぜひこちらに預けてもらえればと思います。

女性医師が活躍できる環境はあるのでしょうか?院内保育所や子育て支援が充実している病院はありますか?

常勤という働き方は無理だと思い込んでおられる女性の先生も多いように感じます。
実際には、女性医師が常勤で活躍している医療機関も多くあります。院内保育所や子育て支援が充実した施設は増えていますし、勤務時間・日数の相談など、柔軟に対応してくれるので、子育てとの両立がしやすい病院もあります。

常勤で時短勤務(10~16時)をしたり、フレックスタイム制(例:7時出勤・14時退勤)にしたりと、常勤でありながら柔軟な働き方ができます。もちろん、ボーナスや福利厚生などは常勤の待遇です。ライフステージに合った働き方をご提案するのが、私たち民間医局の役目です。

関西エリアの医師転職・求人一覧

■参考資料

京都府 https://www.pref.kyoto.jp/
京都府保健医療計画 http://www.pref.kyoto.jp/hofukuki/